共通テスト(地理歴史) 過去問
令和8年度(2026年度)追・再試験
問35 (歴史総合,日本史探究(第1問) 問3)
問題文
歴史総合の授業で、「歴史における旅とその役割」という主題を設定し、探究した。次の文章を読み、後の問いに答えよ。(資料には、省略したり、改めたりしたところがある。)
博物館での見学を終えたのち、2班は指導者の旅に着目し、先生と感想を述べ合っている。
樋口:展示を見学して、宗教上の聖地に旅をすることにより、多くの人々が結び付いていたことが分かりました。
先生:そうですね。他方で歴史上、特定の個人が旅をすることによって、地域や人々を結び付けようとする動きもあります。
馬島:私は、20世紀初頭にユーラシア世界を旅したイスラーム指導者、イブラヒムに興味を持ち、経路を地図にしてみました。イブラヒムは、ムスリムが連帯することで列強に対抗できると考え、ユーラシア各地に赴きました。
樋口:私は、チベットの宗教的、政治的指導者であるa ダライ=ラマ13世が、1904年から1913年にかけて、各地を移動していることに着目しました。この旅は、イギリス、ロシア、清など、大国の思惑に翻弄されるものでした。しかし、チベットに戻ったダライ=ラマ13世は、1913年に、チベット仏教信仰を共有するモンゴルと相互に独立を確認する条約を結び、のちに独立宣言と称される布告を出すに至ります。旅を通じて、ダライ=ラマ13世はチベットの独立の必要性を見いだしたのではないでしょうか。
先生:指導者やb 王族・皇族の旅は、その時の外交関係と関連していることがあります。それを示す歴史的事例を考えてみましょう。
都市Ⅰ~Ⅲは、イブラヒムが20世紀初頭に訪れた都市である。地図を参考にしつつ、イブラヒムが通過した順に正しく配列したものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
都市Ⅰ — スルタンの専制政治を倒す立憲革命が起こった都市
都市Ⅱ — 伊藤博文が安重根に暗殺された都市
都市Ⅲ — 孫文らが中国同盟会を結成した都市
博物館での見学を終えたのち、2班は指導者の旅に着目し、先生と感想を述べ合っている。
樋口:展示を見学して、宗教上の聖地に旅をすることにより、多くの人々が結び付いていたことが分かりました。
先生:そうですね。他方で歴史上、特定の個人が旅をすることによって、地域や人々を結び付けようとする動きもあります。
馬島:私は、20世紀初頭にユーラシア世界を旅したイスラーム指導者、イブラヒムに興味を持ち、経路を地図にしてみました。イブラヒムは、ムスリムが連帯することで列強に対抗できると考え、ユーラシア各地に赴きました。
樋口:私は、チベットの宗教的、政治的指導者であるa ダライ=ラマ13世が、1904年から1913年にかけて、各地を移動していることに着目しました。この旅は、イギリス、ロシア、清など、大国の思惑に翻弄されるものでした。しかし、チベットに戻ったダライ=ラマ13世は、1913年に、チベット仏教信仰を共有するモンゴルと相互に独立を確認する条約を結び、のちに独立宣言と称される布告を出すに至ります。旅を通じて、ダライ=ラマ13世はチベットの独立の必要性を見いだしたのではないでしょうか。
先生:指導者やb 王族・皇族の旅は、その時の外交関係と関連していることがあります。それを示す歴史的事例を考えてみましょう。
都市Ⅰ~Ⅲは、イブラヒムが20世紀初頭に訪れた都市である。地図を参考にしつつ、イブラヒムが通過した順に正しく配列したものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
都市Ⅰ — スルタンの専制政治を倒す立憲革命が起こった都市
都市Ⅱ — 伊藤博文が安重根に暗殺された都市
都市Ⅲ — 孫文らが中国同盟会を結成した都市
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問題
反映中…
共通テスト(地理歴史)試験 令和8年度(2026年度)追・再試験 問35(歴史総合,日本史探究(第1問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
歴史総合の授業で、「歴史における旅とその役割」という主題を設定し、探究した。次の文章を読み、後の問いに答えよ。(資料には、省略したり、改めたりしたところがある。)
博物館での見学を終えたのち、2班は指導者の旅に着目し、先生と感想を述べ合っている。
樋口:展示を見学して、宗教上の聖地に旅をすることにより、多くの人々が結び付いていたことが分かりました。
先生:そうですね。他方で歴史上、特定の個人が旅をすることによって、地域や人々を結び付けようとする動きもあります。
馬島:私は、20世紀初頭にユーラシア世界を旅したイスラーム指導者、イブラヒムに興味を持ち、経路を地図にしてみました。イブラヒムは、ムスリムが連帯することで列強に対抗できると考え、ユーラシア各地に赴きました。
樋口:私は、チベットの宗教的、政治的指導者であるa ダライ=ラマ13世が、1904年から1913年にかけて、各地を移動していることに着目しました。この旅は、イギリス、ロシア、清など、大国の思惑に翻弄されるものでした。しかし、チベットに戻ったダライ=ラマ13世は、1913年に、チベット仏教信仰を共有するモンゴルと相互に独立を確認する条約を結び、のちに独立宣言と称される布告を出すに至ります。旅を通じて、ダライ=ラマ13世はチベットの独立の必要性を見いだしたのではないでしょうか。
先生:指導者やb 王族・皇族の旅は、その時の外交関係と関連していることがあります。それを示す歴史的事例を考えてみましょう。
都市Ⅰ~Ⅲは、イブラヒムが20世紀初頭に訪れた都市である。地図を参考にしつつ、イブラヒムが通過した順に正しく配列したものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
都市Ⅰ — スルタンの専制政治を倒す立憲革命が起こった都市
都市Ⅱ — 伊藤博文が安重根に暗殺された都市
都市Ⅲ — 孫文らが中国同盟会を結成した都市
博物館での見学を終えたのち、2班は指導者の旅に着目し、先生と感想を述べ合っている。
樋口:展示を見学して、宗教上の聖地に旅をすることにより、多くの人々が結び付いていたことが分かりました。
先生:そうですね。他方で歴史上、特定の個人が旅をすることによって、地域や人々を結び付けようとする動きもあります。
馬島:私は、20世紀初頭にユーラシア世界を旅したイスラーム指導者、イブラヒムに興味を持ち、経路を地図にしてみました。イブラヒムは、ムスリムが連帯することで列強に対抗できると考え、ユーラシア各地に赴きました。
樋口:私は、チベットの宗教的、政治的指導者であるa ダライ=ラマ13世が、1904年から1913年にかけて、各地を移動していることに着目しました。この旅は、イギリス、ロシア、清など、大国の思惑に翻弄されるものでした。しかし、チベットに戻ったダライ=ラマ13世は、1913年に、チベット仏教信仰を共有するモンゴルと相互に独立を確認する条約を結び、のちに独立宣言と称される布告を出すに至ります。旅を通じて、ダライ=ラマ13世はチベットの独立の必要性を見いだしたのではないでしょうか。
先生:指導者やb 王族・皇族の旅は、その時の外交関係と関連していることがあります。それを示す歴史的事例を考えてみましょう。
都市Ⅰ~Ⅲは、イブラヒムが20世紀初頭に訪れた都市である。地図を参考にしつつ、イブラヒムが通過した順に正しく配列したものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
都市Ⅰ — スルタンの専制政治を倒す立憲革命が起こった都市
都市Ⅱ — 伊藤博文が安重根に暗殺された都市
都市Ⅲ — 孫文らが中国同盟会を結成した都市
- 都市Ⅰ — 都市Ⅱ — 都市Ⅲ
- 都市Ⅰ — 都市Ⅲ — 都市Ⅱ
- 都市Ⅱ — 都市Ⅰ — 都市Ⅲ
- 都市Ⅱ — 都市Ⅲ — 都市Ⅰ
- 都市Ⅲ — 都市Ⅰ — 都市Ⅱ
- 都市Ⅲ — 都市Ⅱ — 都市Ⅰ
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この過去問の解説 (3件)
01
正しい選択肢は 都市Ⅱ — 都市Ⅲ — 都市Ⅰ です。
都市Ⅰ — スルタンの専制政治を倒す立憲革命が起こった都市
青年トルコ革命の起きた、オスマン帝国のイスタンブルを指しています。
都市Ⅱ — 伊藤博文が安重根に暗殺された都市
伊藤博文は1909年、清領のハルビンで暗殺されました。
都市Ⅲ — 孫文らが中国同盟会を結成した都市
孫文らは1905年、東京で中国同盟会を結成しました。
よって 都市Ⅱ(ハルビン)— 都市Ⅲ(東京)— 都市Ⅰ(イスタンブル) となります。
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02
都市Ⅰ — スルタンの専制政治を倒す立憲革命が起こった都市 イスタンブール
1908年の青年トルコ革命に関する記述です。オスマン帝国の首都は、イスタンブールです。
都市Ⅱ — 伊藤博文が安重根に暗殺された都市 ハルビン
1909年の出来事です。ハルビンは、中国黒竜江省にあります。
都市Ⅲ — 孫文らが中国同盟会を結成した都市 東京
1905年の出来事です。1911年の辛亥革命の中心になりました。
よって、正解は 都市Ⅱ — 都市Ⅲ — 都市Ⅰ になります。
誤った選択肢です。
誤った選択肢です。
誤った選択肢です。
正しい選択肢です。
誤った選択肢です。
誤った選択肢です。
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03
都市Ⅱはハルビン、都市Ⅲは東京、都市Ⅰはイスタンブルです。
イブラヒムはロシア方面からシベリアを横断して満洲へ進み、その後日本を訪れ、さらに中国・東南アジア・インド・アラビア半島などを経て、最後にイスタンブルへ向かいました。
したがって、ハルビン → 東京 → イスタンブルの順になります。
正解です。
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