共通テスト(地理歴史) 過去問
令和8年度(2026年度)追・再試験
問38 (歴史総合,日本史探究(第1問) 問6)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

共通テスト(地理歴史)試験 令和8年度(2026年度)追・再試験 問38(歴史総合,日本史探究(第1問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

歴史総合の授業で、「歴史における旅とその役割」という主題を設定し、探究した。次の文章を読み、後の問いに答えよ。(資料には、省略したり、改めたりしたところがある。)

授業後、3班は、移動の自由化に着目して、現代社会における旅について調べた。

3班は、日本では戦後、海外旅行には制限があったが、1964年に自由化されたことを知り、日本人の海外旅行に関する表を作成した。表から読み取れることや、その背景に関して述べた文あ~えについて、正しいものの組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

あ  海外旅行自由化の翌年、観光目的の渡航者数は10万人を超えている。
い  ドル=ショックの後、商用目的での渡航者数は増えている。
う  表の時期に、日本は神武景気を迎えた。
え  表の時期に、日本の国民総生産は、資本主義国の中で第2位となった。
問題文の画像
  • あ・う
  • あ・え
  • い・う
  • い・え

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正しい組み合わせは い・え です。

 

あ 海外旅行自由化の翌年、観光目的の渡航者数は10万人を超えている。

 

誤った記述です。

海外旅行自由化の翌年は1965年ですが、観光目的の渡航者数は163,000人×29%=47,270人となり、10万人を超えません。


い ドル=ショックの後、商用目的での渡航者数は増えている。
 

正しい記述です。

ドル=ショックは1971年、アメリカが発表したドルと金との交換停止によって、ブレトンウッズ体制が崩壊した出来事です。表を見ると、商用目的での渡航者は1971年に961,000人×26%=249,860人、1977年に3,151,000人×14%=441,140人となるため、正しいといえます。

 

う 表の時期に、日本は神武景気を迎えた。
 

誤った記述です。

神武景気は1954年~1957年まで日本で続いた好景気です。表の時期の好景気は、いざなぎ景気(1958年~1961年)です。

 

え 表の時期に、日本の国民総生産は、資本主義国の中で第2位となった。

 

正しい記述です。

日本は1968年、国民総生産が資本主義国の中で第2位となりました。

参考になった数0

02

あ  海外旅行自由化の翌年、観光目的の渡航者数は10万人を超えている。

海外旅行自由化の翌年は、1965年です。1965年の観光目的の渡航者数は47270人ほどなので、この選択肢は誤りです。

 

い  ドル=ショックの後、商用目的での渡航者数は増えている。

ドル=ショックは、1971年の出来事です。1971年の商用目的での渡航者数は249860人ほど、ドル=ショック後の1977年の商用目的での渡航者数は441140人ほどなので、この選択肢は正解です。

 

う  表の時期に、日本は神武景気を迎えた。

神武景気は1954-57年の出来事なので、この選択肢は誤りです。

表の時期には、いざなぎ景気(1965-70年)を迎えています。

 

え  表の時期に、日本の国民総生産は、資本主義国の中で第2位となった。

正しい選択肢です。

日本の国民総生産が資本主義国の中で第2位となったのは、1968年です。2010年に中国に抜かれるまで、日本はアメリカ合衆国に次いで世界第二位でした。

 

よって、正解は い・え になります。

 

 

 

選択肢1. あ・う

誤った選択肢です。

選択肢2. あ・え

誤った選択肢です。

選択肢3. い・う

誤った選択肢です。

選択肢4. い・え

正しい選択肢です。

参考になった数0

03

表を見ると、1965年の観光目的の渡航者は約4万7千人で、10万人を超えていません。

一方、商用目的の渡航者数は1971年から1977年にかけて増えています。

また、神武景気は表の時期より前ですが、日本の国民総生産が資本主義国で第2位となった1968年は表の時期に含まれます。

 

「あ」

海外旅行が自由化されたのは1964年なので、その翌年は1965年です。

表では、1965年の渡航者総数は16万3,000人で、そのうち観光目的は29%です。

したがって、

16万3,000人 × 29% = 約4万7,000人

となります。

10万人には達していないため、この内容は当てはまりません。

 

「い」

ドル=ショックが起こったのは1971年です。

1971年の商用目的の渡航者数は、

96万1,000人 × 26% = 約25万人

です。

1977年は、

315万1,000人 × 14% = 約44万人

となります。

商用目的の割合は26%から14%へ下がっていますが、渡航者総数が大きく増えたため、実際の人数は約25万人から約44万人へ増えています。

そのため、この内容は当てはまります。

 

「う」

表に示されているのは1965年から1977年です。

しかし、神武景気は1950年代半ばの好景気で、表の時期より前です。

表の時期には、1966年から1970年ごろまで続いたいざなぎ景気などがありました。

そのため、この内容は当てはまりません。

 

「え」

日本は高度経済成長を続け、1968年に国民総生産(GNP)が資本主義国の中で第2位となりました。

1968年は、表が示す1965年から1977年の期間に含まれています。

そのため、この内容は当てはまります。

選択肢4. い・え

正解です。

参考になった数0